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ぬまた
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なぜローズは最後に宝石を海に捨てた?映画「タイタニック」を考察

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言うまでもなく不朽の名作である、「タイタニック」ですが、ラストシーンのローズの取った行動に関しては謎が多く、様々な考察がされてきました。

私も一映画ファンとして、この歳(今年33です)になって改めて本作を見返し、ローズがなぜわざわざ海に宝石を投げ捨ててしまったのか、考察してみました。

早速本題に入ります。

目次

【考察】なぜローズは宝石を海に捨てた?

このシーンの個人的解釈としては、主に二つあります。

ジャックとの「2つの約束」を守るため

個人的な解釈として、ダイヤを海に捨てた一番の理由は「ジャックと交わした二つの約束を守るためだったのではないか」という仮説です。

2つの約束というのが、

  • 海に飛び込む時は2人一緒
  • 最後に死ぬ時は温かいベッドの上で一緒

というもの。

しかし、本当に年老いたローズが海に身を投げてしまっては、2つ目の約束が果たせなくなります。

そこでローズは、自身の分身に近い「碧用のハート」を海に投げ捨てることで、ジャックとの約束を守ろうと考えたのかもしれません。

それを示す映像として、最後ベッドで眠るようにしている老いたローズが映し出されましたが、このシーンを敢えて差し込んだ理由としても、上記の考察が絡んでいるとすれば納得のいく流れですよね。

ローズが欲しかった物はダイヤではなく「自由」だったから

ローズは「碧洋のハート」に対して初めから思い入れはありませんでした。むしろ「重たくて嫌」と嫌味も言うほど。

そしてラストシーンではローズはこの宝石を海に投げ捨てました。

このシーンからも、ローズが本当に欲しかった物は宝石なんかではなく「自由」だったのだろうという解釈も見て取れます。

ローズの婚約者ホックリーは、口先では「なんでも欲しいものを与えよう」と自由を与えているつもりでした。

しかしローズ自身からするとその言葉はもはや呪いに近く、彼女自身が追い求めていた本当の自由の意味を知っていたのは、皮肉にも貧乏なジャックでした。

そして年老いたローズは、(残念ながらジャック抜きで)本当の自由を追い求め、ジャックと語っていた夢を叶えていく人生を送りました。(ベッドで眠るようにしていた老ローズの周りにはその生涯の思い出写真がたくさん飾られていましたね)

そして、本当に追い求めていた自由を手に入れることが出来た彼女は、呪いであり、偽りの自由の象徴であった碧洋のハートを最後海に投げ捨てたのでしょう。

ローズは最後、死んでしまった?

個人的解釈では、最後ローズは温かいベッドで眠るように亡くなり、ジャックとの約束を果たしたと捉えています。

年齢が100歳を超え、老衰をしてしまったと捉えるのもおかしくはなく、その後のラストシーンで、挙式を挙げている2人の場面が写りましたが、

あの場面は「走馬灯」に近い演出にも思えます。

夢のような思い出の場所で、たくさんの素晴らしい人々に囲まれ、全てを回想していたようでした。

ただ、走馬灯と断言すると「じゃあ実際ジャックとは再会できていないのか?」という結末にもなってしまうので、そこの解釈は少し難しい気もします。

個人的には、走馬灯の様な演出で、実際最後には天に召されてジャック含んだ多くの人々と再会できたというエンドとして納得させました。

結論として改めると、ローズは最後亡くなってしまったことには間違いないと思っています。

【補足】何故ヌードの時だけダイヤを身につけていたのか

少し逸れた話題になりますが、「ローズがヌードを描いてもらう時に、なぜダイヤを身に着けていたのか」本作をご覧になった方の中にはこの疑問も払拭できていない方も多いかもしれません。

第一、ローズは”碧洋のハート”のことを「重くて嫌なダイヤ」と嫌っていました。

と言うのも、このダイヤは彼女の婚約者ホックリーからの贈り物であり、要は「彼女を縛り付けていた呪いの象徴」のような存在です。

しかしそんな好きでもなかった装飾品をローズは敢えて身に着けてジャックの前に現れました。

この理由に関しても、個人的解釈ですが二つの説が考えられました。

①彼女なりの差別化?

一つは、「他の女との差別化を図りたかったから」。

おそらく過去には何人もの女性のヌードやデッサンを手掛けてきたであろうジャック。

それを知っていたローズは「他の女」の存在に少し嫉妬していたのかもしれません。

そんな女性としてのプライドのようなものが、ダイヤを身に着けさせるきっかけになっていた可能性は高いでしょう。

②良くも悪くも「ローズを象徴する存在」であったから

そしてもう一つの説は、「碧洋のハートこそが彼女の人生と、彼女自身を象徴したもの」であったことを暗示していたのかもしれません。

彼女を「自由」から遠ざける象徴的なアイテムであった碧洋のハート。

しかしそんな自由からかけ離れた生活すらも、バックグラウンドにあってこその彼女の人生です。

良くも悪くもそんな彼女自身の「ありのままの姿」をジャックに描いてもらう為に身に着けていた可能性も考えられます。

どちらの説も思い付きの考察にはなりますが、きっと何か意図があったことは間違えないでしょう。

他にも考察や新しい視点をお持ちの方がおりましたら是非、コメントに寄せていただけると嬉しいです。

ここまで読んで「もう一度『タイタニック』を見返したい」と感じた方もいるのではないでしょうか。現在の『タイタニック』の配信状況や無料で視聴する方法については、以下の記事で詳しくまとめています。

まとめ

一般人なら喉から手が出るくらい、その存在を羨むほど価値のある装飾品「碧洋のハート」でしたが、生涯裕福でお金に困らず、その生活に窮屈さを感じていた彼女にしか分からない苦悩が、きっとラストシーンの行動に繋がったのかなと、個人的には思いました。

今後も新しい気づきがあれば追記しますが現状の考察内容は以上です。

お読みくださりありがとうございました!

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