
「青い春」を観たけど途中で失明した同級生の描写は何を表してたの?
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【結論】江上を敢えて失明させた理由
結論、江上が失明した理由としては
「青木と九條の関係性との対比」の為だった可能性が高いです。
双方の関係性を振り返る
「青木と九條」「江上と堀」それぞれの関係性は以下の通りで結構似ていましたよね。
- 「青木が九條を慕っていた」
- 「江上が堀を慕っていた」
常に一緒にいたそれぞれのコンビは見ていてどこか微笑ましいものがありました。
青木と九條は「小さい頃からの付き合い」とのことでしたが、きっと江上と堀くんも同じような関係性だったのかもしれませんね。
それぞれの”闇落ち”
もう一つの共通点を考えると
青木も江上も違う形での”闇堕ち”をしてしまいました。
- 青木→九條に見放され、ヤンキーとして覚醒(グレる)
- 江上→堀くんに頭を(いつもの流れで)叩かれた拍子に失明
それぞれは以下のようにも解釈できます。
- 青木→ヤンキーになり黒い世界へ
- 江上→失明し、光のない黒い世界へ
ここまで共通点がある事からも、やはりそれぞれのコンビは対比として描かれていた可能性が高いです。
最大の相違点は「闇落ち後の関係性」
おそらく対比させて描いた理由としては、「闇堕ち後のそれぞれの関係性」を際だてたかったからでしょう。
- 九條→青木が闇堕ちしても突き離し、青木が死ぬ最期の最期にその大切さに気がつく
- 堀くん→江上が闇堕ち(失明)した時点で江上の大切さと自身の責任を感じ、介護側に徹した
堀くんが江上のことを世話していた場面が映ったのは一瞬です。
それでも、その後もずっと世話係として一緒に居てくれてるんじゃないかと感じさせてくれるあの短い描写に、2人の関係性の良さが現れているようにも感じられました。
チューリップの花言葉は「真実の愛」
恋人同士の訳ではないので「真実の愛」って聞くと少し大袈裟に思うかもしれませんが、
劇中でチューリップを育てる場面が出てきたのも、最後青木が飛び降りる寸前に映った「赤いチューリップの咲く描写」も
九條と青木の関係性を表していた可能性が高いです。
まとめ
一度観ただけでは気づかないようなちょっとした演出にも意味が込められてるのが本作の特徴の一つです。
まだ一度しか観れていない方は、ぜひ二度三度と繰り返して観ていただけると、違った見方ができるんじゃないかなとそう思います。
お読みいただきありがとうございました。
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