【名言まとめ】映画「フォレスト・ガンプ」に出てきた心に残るセリフを全て振り返る

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フォレスト・ガンプ

映画「フォレスト・ガンプ」は1994年公開のアメリカの作品です。

タケオ
タケオ

奇想天外なストーリー展開と波乱万丈なフォレストガンプの人生を描いた本作はいい意味で「クセ」が強く印象に残っている方も多いのではないでしょうか。

今回はそんなフォレストガンプに登場した”個人的に心に残った名言”をまとめて一つの記事にしてみました。

一度ご覧になった方も本記事をきっかけに見直し鑑賞したくなっていただけたら幸いです。

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映画「フォレスト・ガンプ」に出てきた名言

ではさっそく、本作に登場してきた名言たちを見ていきましょう。

「うちのママがよく言ってた、人生はチョコレートの箱のような物だって。」

本作は冒頭の独特なシーンから突然始まります。

ガンプはバス停でバスを待ちますが、隣に座った女性に突然話しかけます。

それもいきなり手に持っていた「チョコ」を要らないか?と問うのです。尋ねられた女性は困惑気味にスルーしました。

するとガンプは一方的にこう話し始めます。

「うちのママがよく言ってた、人生はチョコレートの箱のような物だって。蓋を開けて見なけりゃ分からないってこと。」

ガンプ

映画を見ていけば分かりますが、主人公ガンプの人生はまさに波瀾万丈そのもの。「人生何があるか分からない」を象徴したような人生でした。

ただそれはガンプの人生に限らず登場人物のジェニーもそうですし、ダン中尉だってそうです。人は誰しも波乱万丈で何が起こるか分からない人生を常に生きています。それは時に良いことかもしれませんし災難に遭う時もあるかもしれません。ですが人生は最後まで何があるか分かりません。まさに「チョコレート箱のように何が入っているか分からない」宝箱のようなものです。

タケオ
タケオ

このセリフを心に刻めば、辛いことがあっても「生きていれば何があるか分からない」「いいことが待っているかもわからない」と、ポジティブに考えることもできるかもしれません。。

「靴を見たらその人の事がよく分かる」

「ママが言ってた、靴を見たらその人の事がよく分かる。どこに行くのか、どこから来たとか。」

ガンプ

そんなフォレストも人生でいろんな靴を履いてきました。矯正器具の魔法の靴からアメフト用の靴、さらには軍隊の靴や漁師の靴、ある時はジェニーから贈ってもらったスニーカーを履きました。

ジェニーから贈られたスニーカー

バス停で待っている時のガンプのスニーカーは黒く汚れていました。

タケオ
タケオ

靴の汚れに「ガンプが生きてきた人生のすべて」が現れているように個人的には感じました。

「バカはバカをすることだ。」

ガンプはスクールバスで初めてジェニーと出会った時の話を女性に話聞かせます。

ガンプは「あの世界一優しい声は絶対忘れない、今でもはっきり覚えてる」とジェニーとの出会ったときの心境を語っていました。

ジェニーはガンプの足の装具に興味を持ちました。ガンプは「別にどうもしないよ、どこも悪くないし足も真っ直ぐさ。ママは僕の背中が曲がってるからこれを着ければ真っ直ぐになるって言ってた。」と答えます。

これを聞いたジェニーは「あんた頭がおかしいの?」と尋ねました。

これに対してガンプは以下のように答えます。

「バカはバカをすることだってママが言ってた。」

ガンプ

本作の中でガンプはこのセリフを何度も口にしました。母親からの教えを胸にガンプが人生を歩んできたことがこのセリフからも汲み取れますね。

「奇跡は毎日起きる。」

こちらもバス停で最初に出会った黒人女性に話しかけていた場面でガンプが語ったセリフです。

「奇跡は毎日起きるってママはいつも言ってた。信じない人もいるけどこれは本当なんだ。」

ガンプ

何事もポジティブに捉えてみると、この言葉通り奇跡は毎日必ず怒ってると私も思います。

それはどんな小さなことでも、必ず起きているのではないでしょうか。どんな辛い事が続く日だって、意識していれば必ずラッキーなことや些細な奇跡は起きています。

ガンプの母親も息子に対して「ポジティブに前向きに」生きていって欲しいと願い、教えた教訓なのかもしれませんね。

「走って!フォレスト。走って!!」

本作の鍵ともなるフォレストの走る描写は幾度となく劇中で出てきましたね。

そのきっかけとなったのは全て「ジェニー」の存在があったからです。

同級生にいじめられていたガンプにジェニーは幾度となくこう叫びました。

「走って!フォレスト。走って!!」

ジェニー

そのほかにもベトナム戦争に参戦し戦地から撤退するシーン、映画後半で再開したジェニーがまた去ってしまい意味もなくアメリカ全土を走った場面など、これら全ての原動力はジェニーの存在があったからこそと言っても過言ではないでしょう。

ただどのシーンにも共通していたのが、「ガンプは純真に、言われた通り全速力で走っただけ」という事実です。

タケオ
タケオ

有名になりたいとかお金持ちになりたいとか、そういう欲なしに「無欲状態」で何かに全力を注ぐことって中々簡単なことではないですよね。

ガンプが魅せる「純真な姿」の大切さを視聴者に訴えているのかもしれませんね。

またベトナム戦争に向かうガンプにジェニーが伝えた言葉も印象深いものがありました。

「一つだけ約束して欲しいの。酷い目にあったら強がらないで、逃げるのよ。走るの!いいわね。」

ジェニー
タケオ
タケオ

やや自分勝手な性格でもあるジェニーでしたが、心の奥底ではガンプのことを大切に思っていたのかもしれません。

「うちに帰りてぇよ。」

これはベトナムの戦地でガンプとバッバの最期の会話の中で登場したセリフです。

ガンプはこの時のことを、「もっとマシなことを話していたのに」と後悔の念を抱きながらこのシーンを回想しました。

ガンプ「やあ、バッバ…。」

バッバ「…やあ、フォレスト。フォレスト、なんでこうなったんだ。」

ガンプ「撃たれたからさ…。」

バッバ「うちに帰りてぇよ…。」

タケオ
タケオ

親友バッバとの別れはあっけないものでしたが、最後の最後までバッバを探し出そうとしたガンプの姿勢は、2人の絆の強さを現していたように感じました。

「人間には運命ってのがある。」

このセリフは野戦病院で入院していたダン中尉がガンプに対して発したセリフです。

この時のダン中尉は両足を失ってしまった事と、名誉な戦死ができず情けない姿で生き延びてしまったことを恥じて自暴自棄になっていました。

そして自分の運命をガンプに勝手に変えられた!と怒りをぶつけます。

「いいか、よく聞いとけ。人間には運命ってのがある。生まれながらに運命は決まってるんだ!あの時、おれは部下と死ぬ運命だった。なのに、今はこんな、情けない役立たずだ!生きてる人形だよ!見ら!ほら!よく見ろ!足を使えない体が、どんなもんかお前に分かるか!誰のためにこうなったんだ…。おれの運命は名誉の戦士だ!あそこで部下と死んでいくと、決まってたんだ…!それが運命だったんだ…。お前は…それを邪魔したんだ..!!俺の言うことが分かるか…?こんなはずじゃなかったんだ…。立派に…死にたかった…。勇敢な..中尉、ダンテイラーとして…。」

ダン・テイラー
タケオ
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このダン中尉の言葉に対してガンプが返した「今でも…ダン中尉です…。」のセリフはガンプらしい純真さが出ていて良いセリフでしたね。

「あいつを馬鹿呼ばわりするな!」

このセリフはダン中尉が遊び相手だった女性2人にガンプのことを馬鹿にされた時に発したセリフです。

「あいつを馬鹿呼ばわりするな!二度とあいつを馬鹿って呼ぶな!」

ダン中尉

その後、女性2人に笑い者にされたダン中尉は手を貸そうとしたガンプに「触るな!」と怒鳴ります。

そんなダン中尉を前に、ガンプは以下ようなをセリフを残しました。

「ダン中尉は、人間には変えられないものがあることを知ったのだと思う。でも中尉は、足のことも僕のことも馬鹿にされたくなかったんだ。」

ガンプ
タケオ
タケオ

この「人間には変えられないもの」というのは、おそらくダン中尉の足の事とガンプの生まれながらの知能のことでしょう。この頃から2人の間には信頼が生まれていたのかもしれません。

「まだ礼を言ってなかったな。」

このセリフは、エビ取り業で一攫千金を果たした後、船上でダン中尉が発したセリフです。

ちなみにガンプが創業したバッバガンプシュリンプは東京と大阪にも店舗があります。

公式サイト:バッバガンプシュリンプ

「フォレスト。まだ礼を言ってなかったな、助けてもらった。」

ダン中尉

このセリフの後ダン中尉は何も喋らずに海に飛び込み、泳ぎました。

タケオ
タケオ

運命を受け入れ、ガンプに助けてもらった過去があったからこその結果に、ダン中尉は「生きていてよかった」と初めて思えたのでしょう。

「何も怖がることなんかないわ。死は人生の一部なんだから。」

エビ採り業を順調に行っていたガンプのもとへある日、母親の件で連絡が入りました。

タケオ
タケオ

ガンプのナレーションで語られていましたが母ガンプはがんを罹患していたようでした。

仕事を放りだし母親のもとへ駆けつけたガンプでしたが、弱り切った母親の姿を見て呆然としました。

そんなガンプに対して母ガンプは「いよいよダメみたいね…。こっちへ掛けなさい。」と最後まで優しく接しました。

「どうしてダメなの?」と問いかけるガンプに母ガンプはこう続けました。

「寿命よ。これがママの寿命なの。あぁ、いいの、何も怖がることなんかないわ。死は人生の一部なんだから。誰でも持ってる運命よ。私の運命はあんたの母親として生きたこと。でも頑張った。」

「あんたも自分の運命を早く掴みなさい。あとは自分の力で努力する事よ。」

ガンプ夫人

このセリフに対してガンプは「運命ってどういうこと…?」と問いかけます。

「それは自分で見つけなければねぇ…。人生はチョコレートの箱とおんなじ。開けてみるまで分からない。…会えなくなると寂しいわねぇ。」

ガンプ夫人
タケオ
タケオ

最期まで優しく、分かりやすくガンプに対して接してきたガンプ夫人は息子の前で一度も弱い姿を見せませんでした。死期間近で見せた母親の笑顔は胸に刺さるものがありましたね…。

「僕は頭は良くないけど、愛がどんなものかは知ってるよ。」

「僕と結婚してくれる?僕は良い夫になれると思うんだ。」

ガンプ

これに対してジェニーは「えぇ、なれるわよ。」「無理しちゃいけないわ。」と返えしました。

そしてガンプはこう言い残し、一人外の空気を吸いに出てしましました。

「なぜ僕を愛してくれないの…?僕は頭は良くないけど、愛がどんなものかは知ってるよ。」

ガンプ
タケオ
タケオ

純真で不器用なフォレストなりのこのプロポーズは、自由奔放に過ごしてきたジェニーにも響いたはずです。幼少期以降、心身共に離れ離れだった二人でしたがこの時初めて一緒になれたように、私には感じ取れました。

「前へ進まなくちゃいけない時は、過去を置いて行け。」

こちらも母ガンプが息子へ残した言葉の一つです。

フォレストはジェニーが居なくなった後、意味もなく大陸を長い期間かけ走りました。

とにかくさっきも言ったように、走る仲間はいっぱい居た。ママがいつも言ってたけど前へ進まなくちゃいけない時は、過去を置いて行けって。僕が走り始めたのは、そのためだったと思う。走り始めてから、
3年と2カ月と14日16時間が経っていた。

ガンプ
タケオ
タケオ

ガンプはとにかく前に進むために、自分が唯一出来ることは何かを直感的に考え、「ひたすら走ること」を選択したのかもしれませんね。

「全然わからなくなるんだ。どこからが天国で、どこからが地球なのか。すごくきれいだった。」

病気を抱えていたジェニーは病床で「ベトナムでは怖かった?」とガンプに問いかけました。するとガンプは以下のように答えます。

「そうね、いや分からないな。時々雨がやんでくれて空に星が出てくると、すごく気分が良かった。ちょうどバイユーの海に太陽が沈む時みたいに、数えきれないほど光がキラキラ水に光って。あの湖もそうだった。水がすごく透明で、ちょうど空が二つあるみたいなんだ。上と下にね。そして砂漠では太陽が昇ると、全然わからなくなるんだ。どこからが天国で、どこからが地球なのか。すごくきれいだった。」

ガンプ

これに対して「私も一緒に居たかったなぁ」とつぶやくジェニーでしたが、ガンプは「一緒だよ」とだけ答えました。

タケオ
タケオ

ガンプは意図的でなかったかもしれませんが、「死は怖くないこと」「死んでしまってもどんな時でも常に一緒だよ」と言うことを伝えていたようにもくみ取れました。

「本当はみんなそれぞれ運命を持ってるのか。それともみんな風に吹かれて漂ってるだけなのか。」

タケオ
タケオ

映画ラストシーンで登場するこのセリフが個人的には一番心に残りました。

「君は土曜の朝死んだ。僕たちの木の下に、君は眠っている。そして君のお父さんの家は、壊してもらった。ママは、いつも言ってた、死は人生の一部だって…。そうじゃなきゃいいのに…。フォレスト(息子)は元気にやってるよ。もうすぐまた学校が始まる。毎日僕が朝ごはんとお弁当と夕飯を作ってる。髪もちゃんととかさせるし、歯も磨かせてる。卓球も教えてるんだ。中々上手いんだ。釣りもよくする。毎晩本を読むけどフォレストは凄い利口なんだ…。君も自慢できるよ、ぼくもだ。これ、フォレストの手紙。読んじゃダメだって言うから、ぼくは読まないよ、ここに置いとくからね。…ジェニー。僕は分からない。ママが正しいのか、それかダン中尉が正しいのか。本当はみんなそれぞれ運命を持ってるのか。それともみんな風に吹かれて漂ってるだけなのか。でも、ぼくは…両方だと思う。多分両方が同時に起こるんだと思うんだ。寂しいよ…。何か居るものがあったら、すぐそばに居るからね。」

ガンプ

ガンプの人生はまさに「風に吹かれる羽」のように波乱万丈でどんな展開になっていくのか予測の難しい出来事ばかりでした。ただ最終的に「本当の愛」を知ることが出来たのはガンプに与えられていた運命の影響だったのかもしれません。

タケオ
タケオ

生前の母ガンプが言っていた「自分の運命を掴みなさい」の言葉に隠された「運命」は「最愛の存在ジェニー」のことか「最愛の息子ガンプ」のことを指していたのかもしれません。

まとめ

見返すと本当に人生の教訓ともなる名言がたくさん盛り込まれている映画であることを改めて思い知らされます。

また、人生経験を積んでいくとまた違った見方が出来そうなのも本作の魅力の一つです。

既に観たことのある方も、時間がありましたら見直し鑑賞を楽しんでみてくださいね。

ここまでお読みいただき、ありがとうございました。

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