「最高の人生の見つけた方」は2007年公開のアメリカ映画です。
今回は本作後半で登場したとあるワンシーンをめぐって、個人的に考察をしたものを書かせていただきました。
ちょっとした一つの考察程度にお読みいただけると幸いです。
【考察】手術室の扉は「天国の扉」を表していた?
本作後半では、カーターが遂に病に倒れ、妻のバージニアに見送られながら手術室に運ばれていくシーンが描かれていました。
このシーンを何度か鑑賞し個人的に思ったのは、「手術室の扉」は「天国の扉」を表していたのではないかという解釈です。
カーターはエジプトで、エドワードに対してこのように語っていました。
「古代エジプト人はこう信じていた。死ぬと天国の扉の前で神に2つ質問され、その答えによって入れるか決まる。」
カーター
カーターはこの2つの問いをこの様に答えました。
「人生に喜びを見つけたか」
「他者に喜びを与えたか」
カーターはたしかに、”人生の喜び(バージニアの存在)”を見つけました。
そして「妻バージニア」や「エドワード」に対して、確かに喜びを与えた人生でした。
もしカーターが天国の扉の前で例の質問を2つ受けていたとしたら、自信を持って「イエス」と答えたでしょう。
その「イエス」という言葉の中に、カーターの人生の全てが詰まっていたことでしょう。
まとめ
こじつけの様な解釈ではありますが、発想豊かに映画のワンシーンを考察するのも楽しみ方の一つだと心得ています。
お読みいただいた方の中で、他の視点の考察がもしあれば、ぜひコメントまでお寄せください。
お読みいただきありがとうございました。

本作にも登場したコピルアク
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