【あらすじまとめ】ネタバレあり!スターウォーズエピソード1(ファントムメナス)

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スターウォーズシリーズの原点ともいえるのが「エピソード1 ファントムメナス」です。

「ファントム・メナス」は1999年公開の作品でスターウォーズ作品として世に出されたのは4作目です。

ただ物語りの時系列としては1番冒頭に当たる内容な訳ですね。

今回はそんな、スターウォーズシリーズの原点とも言えるエピソード1のあらすじをまとめてみました。

「一度見ただけでは理解しきれなかった」という読者さんはぜひ読んでいってくださいね。

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あらすじ

ファントム・メナスのあらすじを簡単に解説します。※ネタバレも含むのでご注意ください。

争いのきっかけは「関税率に関する意見のすれ違い」

この物語のきっかけとなったのは「共和国軍」と「通商連合」との間で起きた「関税率」に関する貿易摩擦が挙げられます。

しかしそんな最中にも関わらず、「共和国軍」側の元老院はほぼ機能を果たしておらず議論に進展が見られない状況が続いていました。

そこで痺れを切らした「通商連合」は、ナブーという惑星の周囲を軍隊で包囲するという「武力行使」に出ました。

わかりやすい例えで挙げれば、戦争に至ったきっかけは違えどロシアとウクライナの戦争が分かりやすいかもしれません。

状況の打開を図り、ロシア(通商連合)が武力行使をしたことに似ていますね。

この事態に共和国側でも対応策を打つ必要が出てきた為、ジェダイの騎士2人(クワイ=ガン・ジンとオビ=ワン)を特使として秘密裏に派遣したのが物語の始まりになっています。

通商連合と暗黒卿の裏の繋がり

冒頭のシーンを観た方ならご存知でしょうが、通商連合と暗黒卿は裏で繋がっていました。

その為、秘密裏に派遣されていたはずのジェダイ2人は襲撃に遭ってしまいます。

ちなみに冒頭のシーンからは、通商連合の幹部たちはシディアスやジェダイ騎士2人に完全に舐められていたことも見てとれますね。(特にジェダイの2人からは根は小心者と揶揄されていました)

補足:ファントム・メナスってどういう意味?

本作の副題として、「ファントム・メナス」という題名が付けられていますがあまり聞きなれない英単語なので意味は分かりづらいですよね。

ファントムは、幻影とか幽霊とかって意味を持っている単語です。

一方、メナスは威嚇とか脅威を与えるものという意味を持っている単語です。

これら単語の意味から直訳としては「見えない脅威」などと訳されるのが主流なようです。

脅威というのはまさに暗黒卿の黒幕のことを指しており、帝国軍誕生への布石となる物語りのスタートが本作という解釈になるかと思います。

ジャージャー率いるグンガンとの出会い

ジェダイの2人は通商連合艦隊から上陸用舟艇に潜み、ナブーになんとか脱出します。

連合から逃げるためにナブーの森を走っていた時ジャージャーと出会います。

出会い頭から良くも悪くもジャージャーのキャラクターが出ていましたね。

ジャージャーは逃げ惑っていた2人に「秘密の街」を案内してくれます。

それは海中に潜んでいる「グンガンシティ」でした。

しかし案内までしてくれたジャージャーは、グンガンシティから一度追放された身でした。

グンガンシティに残っても法による罰を受ける形になるジャージャーを、クワイ=ガンジンは、核を抜ける近道を教えてもらう案内役として連れて行くことにします。

そうして、ジャージャーが仲間となり共に行動をすることになりました。


パドメとアナキンの出会い

一度は通商連合に”割とあっけなく”捕獲されてしまったアミダラ議員でしたが、ジェダイ騎士2人の活躍で何とか救出され、ナブーからの脱出を図ります。

しかし、ナブーを脱出した矢先、通商連合艦隊の激しい銃撃に遭い、一同を乗せた船は損傷。シールド発生器を被弾してしまい、パーツの交換が必要な状況に陥ってしまいます。

そこで候補に上がったのが「ギャングの街」として治安の悪さが有名であったタトゥイーンでした。

そこを選んだ理由の第一に「通商連合」の支配がない星であったことが挙げられます。

そこで立ち寄ったパーツ屋の奴隷として働いていたのが後のダース・ベイダー「アナキン」でした。

ちなみにアナキンは、パドメに「奴隷呼ばわり」された場面で声を荒げて否定していました。
自分達は1人の人間だ、と。このシーンからもアナキンの反骨精神や負けん気の強さが感じられますね。

「いつか解放されて、お母さんを含めたみんなを救いたい」その思いは常に抱いていたのかもしれません。

作中での会話シーンでもありましたが、タトゥイーンでの奴隷制はかなり過酷なもので、奴隷になると体のどこかに発信機が埋め込まれるようです。タトゥイーンは法律も通用しない無法地帯と言うのは間違えではないようです。
そしてもし逃げようものならそれが爆発する…とのことでした。
逃げることは絶対許されず、一生働くことだけを強要されていたのでしょう。
それゆえ、アナキンのように将来自由になり、みんなを助けたい!そう考える子供は他にもたくさんいたのかもしれません。

タトゥイーンに居る間も通商連合の捜索は続けられていた

ジェダイ一同がタトゥイーンに居る間も通商連合(暗黒卿)はアミダラ議員を捜索します。

捜索のために「逆探知」を目的とした偽装のメッセージを送ってきたり、ダースモールを捜索に派遣したりありとあらゆる手段を講じてきました。

アミダラ議員の「替え玉」作戦は観ているこっちも混乱します

アミダラ議員は万が一に備えて、ほとんどのシーンで替え玉とすり替わっています。

普段は女王の替え玉として待女(サーベ)に女王と同じ服装・化粧をさせて偽っていました。

正直見ているこっちとしてもどっちがどっちだか分からなくなるレベルの高い替え玉作戦です。

見極めのポイントとなるのは、頬にあるほくろの有無が挙げられますが、化粧をしている状態だとほとんどわかりませんね。


船修理のパーツを買いたいが資金がなく…⇒レースに出ることを決断

タトゥイーンはギャンブルで経済が回っていると言っても過言ではない環境でした。その中でも「ポッドレース」は一番の賭け事として繁栄しており、船修理に必要なパーツを購入するには、ポッドレースで優勝して賞金を獲得するほか手段がなかったのです。(ただレース前のワトーとの交渉では、賞金はワトーの手に渡り、部品だけもらうという形になっていた。)

引用元:ワトー

クワイ=ガンジンはアナキンと出逢った時点から彼が特別な意味で「普通の子とは違う」と気づいていました。フォースの強さに気づいていたのでしょう。それゆえ、ポットレースの話が出た際にも「この子なら賭けに勝てる」そう確信していたのかもしれませんね。

また、このレースの当日にクワイ=ガンジンと商売人ワトーはアナキンがレースで勝った暁には奴隷から解放されるとの約束も交わしていました。

そしてポッドレース本番。アナキンは愛機のエンジントラブルや競合のセブルバからの妨害を受けながらもなんとか奇跡的に優勝を果たします。

※ちなみにこのポッドレースのシーンは小学生のころめちゃくちゃ魅了され、何度見返したか分かりません。

賭けに勝ち、アナキンは解放されるが…

賭けに勝ったことで交渉通り、船のパーツ入手とアナキンの奴隷解放を果たしたクワイ=ガンジンでしたが、一方でアナキンの母シミ・スカイウォーカーは奴隷として変わらずタトゥイーンに残されることになります。

この場面、息子アナキンの念願が叶い嬉しい気持ちと、早すぎる息子との別れに哀しさも浮かべる母親の心情は想像を絶するものでしょう。

引用元:シミ・スカイウォーカー

母親との別れ際にアナキンは、「また会いに来る」「戻ってきて母親を自由にする」ことを約束するのでした。

そしてアナキンを率いてタトゥイーンを出発しようとした矢先に「ダース・モール」が姿を現し、初めて襲われます。襲撃は何とか回避し一時は逃げ切ることが出来ました。


コルサントに到着したアミダラ議員・ジェダイ一同

コルサントに到着すると、クワイガンジンとオビワンは、ジェダイ評議会にて「ダースモール」の存在について報告します。評議会の中では1,000年前に滅びたとされる「暗黒卿」の復活を案じたものもいましたが断定まではいかず、引き続き調査をすることとなる。そして「アナキン」の存在についても報告をし、アナキンはジェダイになる為の修行へと進むてはずでしたが、ジェダイ評議会がアナキン本人と面接をした結果、アナキン自体のフォースの強さは認めてもらえたものの

  • アナキンが大きく育ちすぎている点
  • アナキンの未来が見えないため

上記二つの理由が懸念点となり修業は見送られます。

そこでクワイガンジンは、弟子オビワンを独断で独り立ちさせることで、アナキンを新たな弟子として鍛え上げる旨を申し出ました。(※ジェダイルールとして、弟子はひとりまでと規則があります。)

そこまで交渉をしたものの、混乱した状況下の為、結局アナキンの件は後回しとなるのでした。

一方、共和国の元老「において「通商連合によるナブー侵攻」を知らせたアミダラ議員でしたが、通商連合選出の議員やその取り巻きらの「異議申し立て」により中々受け入れてもらえない状況が続きます。そして遂に、アミダラ議員はバローラム議長への「不信任案」を提出。

最高議長の新たな選出やアミダラ女王陛下のナブーへの期間なども同時に話が進みます。

そこでジェダイ評議会では、アミダラ女王とともにナブーへ向かうように、クワイガンジン一同へ命じます。

この前後の場面いて、オビワンはアナキンの将来について「危険性が高い」と危惧していました。それを踏まえた上でも、クワイガンジンはアナキンを否定することなく推していました。もしここでアナキンの修行が禁止されたままであれば物語は全く別の内容に進んでいったことでしょう。。

ナブーでの決戦へ向け

ナブーでの決戦に向けて、アミダラ女王は「グンガン」の兵隊に協力を得られるようにジャージャーに指示を仰ぎます。

そしてグンガンのボス、「ナス陛下」と交渉する機会を得られました。

そこでも通常通り影武者のアミダラ女王が交渉を始めますが、途中で本物のアミダラ女王(パドメ)がついにのその正体を公にします。

本当に重要な場面での交渉時には影武者ではなく本物のアミダラ女王が正体を明かす決まりがもともとあったのかもしれませんね。

本物のアミダラ女王は、グンガンに対して「しもべになる」形で協力を要請しました。

もともとボスのナス陛下も「ナブーがお高くとまっていること」をずっと不満に思っていました。そのためこの交渉が上手くいき、グンガン一同に遂に気に入られることになります。


「ナブーでの戦い」⇒3つの作戦を同時に遂行

ナブーでの戦いではグンガンの協力のもと3つの作戦を同時に遂行していきました。

その内容が、

  • グンガンが主力を誘い出し、街を手薄にする
  • 秘密の抜け道を通り、連合軍総督のもとまで向かい、捕獲する
  • ドロイドの無力化するために、パイロットを「ドロイドコントロール艦」へ向かわせる

しかしこの作戦には、そもそも「ドロイドコントロール艦のシールドが強力すぎるため我々だけでは破るのが困難」と言う問題を抱えていました。

また総督を捉え損ねた場合のリスクも大きかったため、危険なミッションであったのは確かでしょう。

ダースモールが先回り、行く手を阻む⇒アナキンは宇宙へ向かってしまう

アミダラ女王率いる一同は予定通りのルートに進もうとしましたがその先にはシスの手先「ダースモール」が行く手を阻んでいました。

そのためジェダイ以外は回り道を進むのでしたが、ドロイディカ3台が現れそちらも行く手を阻まれます。そこでアナキンは隠れるために乗っていた戦闘機の銃座を操作しようと試みます。

最終的にドロイディカはアナキンの銃座で破壊できるのですが、間違えて押したボタンのせいで「オートパイロット」が作動。

アナキンはクワイガンジンに言われた通り戦闘機からは降りていないですが、戦闘機ごと宇宙へ向かってしまいました。


クワイガンは失うが、共和国の勝利をアナキンが手繰り寄せる

ダースモールとの死闘でクワイガンジンは敗北し、弟子オビワンの目の前で殺害されました。オビワンもクワイガンジン同様負ける直前でしたが、起死回生をしダースモールを倒します。

またその時同時進行で宇宙戦を繰り広げていたアナキンでしたが、偶然進入した内部にて、運よく原子炉にボムを命中させ破壊。それによりコントロール艦もろとも内部爆発を起こし、全壊しました。

その影響により地上にいた全ドロイド軍は無力化し、実質全滅しました。

最期のシーンでのパルパティーン議長の意味深なセリフ

共和国勝利後、オビワンとアナキンを称えていた新議長となったばかりのパルパティーン議長でしたが、アナキンに対して「君の将来が楽しみだ」と伝えます。

一見すると、普通のやり取りにも見えますが、これには後のストーリーの悪い意味での展開を予知しているようにも聞こえてきますね。

まとめ

ファントムメナスはスターウォーズシリーズでの時系列としては第一弾です。

それだけあって細かく見返すと伏線が盛りだくさんですね。

これを機にまた観なおしたくなった方は是非、見直してみてくださいね。

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