ディズニー映画である「実写版 ピノキオ」は2022年公開のまだまだ真新しい作品です。
最近作られたばかりの実写版ということもあり、原作アニメをまだ観たいない方にとっても観てみたくなるような期待をさせてくれる本作でしたが、
(私のように)過度な期待をして観てしまうと「拍子抜け」を喰らう可能性があるので注意が必要な作品でもあります。

まだ観たいない方は「ハズレの映画」と前提を置いた上で観てみるとハードルが下がってそこまで落胆しないかもしれません。
本記事では、「実写版 ピノキオ」を実際に鑑賞して感じた感想と気になった疑問点について個人的観点から触れていきます。
ちなみにまだご覧になれていない方は、ディズニープラスに加入すると月額990円でディズニー作品が見放題になりますのでおすすめですよ。
まだ未登録の方はぜひ参考にして観てくださいね。
実写版ピノキオを観た感想
私は、原作アニメの「ピノキオ(制作:1940年)」を観る前に実写版の本作を鑑賞しましたが、

ピノキオは名前も有名な名作だから、めちゃくちゃ面白いんだろうな〜
と軽い気持ちで、かつしっかりと期待をした上で観てしまったが為に、正直なところ
かなり「期待はずれ」を感じてしまいました。
実写版を観た上で、「ピノキオってこんな話しなん??」と疑問を抱き、仕方なく原作アニメ「ピノキオ」をその直後に鑑賞しました。
結果としては「アニメ版ピノキオ」の方が、キャラが可愛らしくて笑いもあり、ストーリーのテンポも非常によく、個人的には圧勝という結果になりました。
これはあくまで個人的な感想に過ぎないのでご了承いただきたいのですが、実写版における気になった部分はアニメ版と比べてテンポが悪く、実写ゆえの半端なリアル感があることでディズニー特有のファンタジー感が弱かった気がします。
また、ピノキオの父親ゼペット役にせっかく名優のトムハンクスを起用したにも関わらず、なんとなく不発感は拭えなかったです。
実写版ピノキオにおける疑問点
原作とは若干違う作りになった理由
実写版、アニメ版双方をご覧になった方ならお気づきでしょうが、
本作は原作のアニメ版ピノキオと比較すると要所要所で改編がなされており、若干内容が異なっています。
個人的には冒頭のブルーフェアリーが登場したシーンでは愕然としました。。
「黒人だしスキンヘッドだしちょっとガタイのいい妖精みたいの出てきたけど、これがブルーフェアリー?なんかの間違え?」
「この後魔法とかの絡みで金髪白人姿に変わるんだよね…?」
と思ったのは私だけでは無いでしょう。
※もちろん本作でのブルーフェアリーの姿は終始黒人のままです。
このように、大事なところで何故か敢えて黒人女優を起用したり、アニメ版ではよく見掛けられた「タバコを吸うシーン」が一挙カットされている理由には、「ポリコレ」というものが関連しているようです。
※ちなみに「ポリコレ」ってなに?
ネットの評価やレビューを色々見ていたところ「ポリコレの影響でつまらなくなった」などと言う言葉がよく飛び交っていました。
「ポリコレ」と言われても個人的に聞き慣れない言葉でしたので調べたところ、
「ポリティカル・コレクトネス」の略称であり意味合いとしては、直訳だと「政治的正しさ」と言う言葉になり、「差別的な意味や誤解を含まぬよう、社会的に中立的かつ公正を行うこと」を指したりもします。
今回の作品に関しても、白人金髪のイメージがあったブルー・フェアリー役に敢えて黒人女性を人選することで「妖精役のイメージが白人に限定されているのは差別ではないか」といった思想が根底にあるのかもしれません。

時代の流れってやつでしょうが、色々なエンタメの規制が厳しくなることでつまらない作品が増えていくのもどうかと思いますよね。。
まとめ
以上、映画「ピノキオ」を観た感想と考察まとめでした。
あくまで個人的に感じたことない気になった部分をまとめてみましたが、感じ方は人それぞれかもしれません。
気になった方は、ディズニープラスから簡単に鑑賞が可能です。他のディズニー作品を観るついでに観てみてもいいかもしれませんね。
お読みいただきありがとうございました。
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