2017年公開の映画「ダンケルク」の舞台は第二次世界大戦下のフランス。
「伝説の撤退作戦」を描いた本作では一般的な戦争映画と比較すると銃器や兵器の描写はやや少なめでした。
その中でも主力として登場していた兵器を今回はまとめてみました。映画「ダンケルク」を見ていて登場した兵器にも興味を持った方はぜひ見ていってください。
映画「ダンケルク」に登場した兵器まとめ
メサーシュミットBf109

メサーシュミットBf109は第二次世界大戦においてドイツ軍の主力機として活躍した戦闘機。
当時の生産台数は3万機とされ、その生産台数は史上最多とも言われています。
メサーシュミットが名機と言われた理由の一つにその搭載エンジンの性能が挙げられます。エンジンはダイムラーベンツDB601液冷V型12気筒エンジン。
このエンジンは、イギリス軍スピットファイアにも搭載されていた「ロールスロイス・マーリン」と共に、第二次大戦における二大傑作液冷航空エンジンと称されている。
スピットファイア

スーパーマリン社で開発されたスピットファイアは23,000機近くが生産され、第二次世界大戦ではイギリス軍をはじめとした連合軍で広く活躍しました。
1940年、イギリス本土は侵攻を企んでいたドイツ軍の行手を阻んだのが「スピットファイア」でした。
当時スピットファイアは、2,700機ものドイツ空軍に対し700機足らずで立ち向かいました。劣勢の状況であったにも関わらず、勝利したのはイギリス軍。
この出来事からも、スピットファイアは国民から「大英帝国の守護神」とも呼ばれる存在になりました。
Uボート

ちなみに「Uボート」の名前の由来は「Unterseeboot」の略語から来ています。意味は「水面下の船」と言う意味。
厳密には潜水艦全般を指す言葉でしたが、当時はもっぱらドイツ軍の潜水艦を指す言葉として使用されていました。
当時のUボートは、
- 的に発見されにくいステルス性能に長けていた
- 大型船をも破壊できる威力の魚雷を搭載していた
- 大型選管に比べると比較的低価格で製造が可能であった
などのメリットがあったことから非常に重宝されました。
そして最大の武器でもあった「魚雷」の存在は当時の連合軍にとってもかなりの脅威でした。
どれだけ恐れられていたかは、作中に登場した「海で救出されたイギリス兵」の発言や行動からも想像できます。
リー・エンフィールド

リー・エンフィールド(Lee-Enfield)はイギリス製のボルトアクションライフル。
ボルトアクション式は文字通りボルトを手動で操作することにより弾薬の装填と射撃後の排出を行う機構の銃器を指します。
ボルトアクション式のメリットはその命中率の高さ。狙撃時に可動するパーツが少ない為、命中率の高さが強みとされ、19世紀後半には主力ライフル銃として重宝されました。
デメリットとしては、都度操作が必要な為に連射速度が著しく遅いこと。
自動小銃の発展とともに主力銃器から下ろされたのもこれが要因と言われています。
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今回登場した「ドイツ軍メッサーシュミット」や「連合軍スピットファイア」などの名機たちは以下の「戦闘機図鑑」にも掲載されているほどの戦闘機です。
またリー・エンフィールドはじめとして銃器の情報誌なら「月刊GunProfessionals」にも掲載があります。
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フランスは「激戦の名所」が盛り沢山

フランスは本作に登場した「ダンケルク」に次いで「カレー」や「ノルマンディー」など、歴史的な戦地が数多く存在しています。
より当時の戦争への理解を深めたい方は「フランス旅行」を踏み切ってみるのもおすすめでしょう。
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まとめ
本作は時代背景や、登場する兵器などに関する予備知識を備えて改めて見てみるとガラッと印象が変わるのも面白い部分の一つです。
二度三度と鑑賞予定の方は是非予備知識を付けたうえで改めて見てみることをおすすめします。
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ただ一部の映画ファンからは「つまらなかった…。」と残念な評価を受けていることも事実なようです。
以下の別記事では、本作が何故つまらなかったと低評価をされてしまったのかについて、自分なりに考察をしたものをまとめてみました。
お時間の許す方は以下記事も是非読んでみてくださいね。
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